水曜日, 7月 29, 2009

デザイン、辺境、物理学

GQ取材。ベランダでの撮影は、かっこよく撮れていそうな感じで楽しみ。

本を三冊を推薦すると言うことで、「松永真、デザインの話」(松永真)「辺境・近境」(村上春樹)「物理学と神」(池内了)をすすめる。

松永真さんの本は、デザインが、クライアントと消費者の「あいだ」をデザインすることなのだということが、実感できる。ライフハックは、人と環境と作業をデザインするプロセスであり、デザインに求められるバランス感覚が必要なのだ。

「辺境・近境」は、僕がアメリカという辺境、シリコンバレーという辺境からライフハックのヒントを得たように、なにかに気づいたり学ぶことには辺境が必要なのだという話と、その辺境は必ずしも遠いところにあるのではなく、思わぬ身近なところに潜んでいるのだということを。村上春樹は、僕たちのすぐとなりに辺境を見つける天才である。

「物理学と神」は、科学における辺境への冒険の書。周縁を歩いていると、そこに神と悪魔の幻影を見る。その幻影を感じる人でないと、僕は信用しない。