水曜日, 8月 12, 2009

カリカリ神経を削りながら仕事をするのは、本当につらいもので、それは体力的にというよりも、精神的にキリキリと体をむしばんでいくように感じられます。当時はそうした環境が当たり前だと思っていたし、もしアメリカに留学することがなければ(そしてシリコンバレーで働くことがなければ)今でもそう信じていただろうなあと思います。

もちろん緊張感というものは重要で、細心の注意を払いながらプロジェクトを進めることは大切なことです。しかし、そうしたプレッシャーは適度なものであるべきで、それが過剰なものとなったとき、リスクを察知するための視野は急に狭くなり、ものごとを長期的に見通せなくなり、その結果、プロジェクトで問題が起こる確率ははねあがります。「深刻に考えすぎない」ことは、しかし「真剣に考えない」ということではありません。真剣に、しかし楽しみながら仕事をするという、緊張と弛緩の両立が可能であるということ。これは僕にとって、ほんとうに大きな発見でした。